第48回諏訪花き立毛品評会第6次審査/冬季主力品目を審査

JA信州諏訪
アネモネの生育状況を観察する審査員
アネモネの生育状況を観察する審査員

JA信州諏訪は11月17日、第48回諏訪花き立毛品評会第6次審査を行った。JAの冬季主力品目のアルストロメリア5圃場とアネモネ3圃場を審査。最高得点者は、アルストロメリアが富士見町の半田航志さん、アネモネが原村の平出千里さんに決定した。
品評会は高品位生産者の圃場を巡回し、花きの栽培技術や品質、生産者の意識向上につなげるため、毎年開いている。今年度は、11品目を対象に5月から6回に分けて行い、この日が最終日だった。
審査項目は草姿、生育状況、ほ場の管理状態、病害の有無の4項目。項目ごとに20~30点、合計100点満点で評価する。審査員は諏訪農業農村支援センターの普及指導員、JA全農長野の担当者、JA職員らが務めた。
審査員は、花きの状態をよく観察しながら、審査項目ごと点数と所感コメントを記入。富士見町のJA富士見町営農センターで結果発表と講評を行った。
諏訪農業農村支援センターの秋山祥恵普及指導員は「各ほ場、手入れがされており、冬場の所得確保につながる生育状況と見受けられた。両品目ともに生産拡大傾向にあるので、今後もJAと連携し、生産振興を図りたい」と総評した。
JAは12月5日、「第48回諏訪花き立毛品評会表彰式」を開く予定。

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