空き袋を地域の小学校へ寄付 女性部の地域貢献活動

JAみなみ信州
空き袋を手渡す今牧支部長(写真中央)
空き袋を手渡す今牧支部長(写真中央)

JAみなみ信州女性部伊賀良支部は10月24日、同支部役員2人が伊賀良小学校を訪れ、部員から集めた米や飼料用の空き袋を寄付した。3年目の取り組みとなる今年は活動が定着し、この回収のために袋をとっておく農家もあり、1週間ほどで241枚の袋が集まった。寄付した袋は同校でゴミ袋として活用される。
この取り組みは3年前、当時の役員の同校に通う孫からゴミ袋に使う袋が不足していることを耳にし、女性部の力でなんとかできないかと検討。部員に協力を呼びかけたところ多くの袋が集まり同校からも喜ばれた。できることをつづけていこうと、今年も部員に呼びか短期間で多くの袋が集まった。
同部の今牧由紀子支部長は「農家にとっても捨ててしまう袋を再利用していただけるのはうれしいこと。今よく耳にするSDGsにもつながる活動なのでは。短期間でこれだけの数が集まる女性部のパワーも改めてすごいと感じている。これからもできることを続けていきたい」と話した。
同校の馬島高志(まじま・たかし)教頭は「毎年たくさんの袋をいただけてたいへんありがたい。子供たちにも地域のみなさんの協力であることを伝えながら大切に使わせていただきたい」と感謝した。

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