地区メンバー全員がクラフトバックづくり/ブロック活動を地区の部員に浸透

JA信州諏訪
全員がクラフトバックを完成させた田辺地区の一部メンバー
全員がクラフトバックを完成させた田辺地区の一部メンバー

JA信州諏訪女性部諏訪市ブロック田辺(たんべ)地区のメンバー12人全員がクラフトバックを制作した。紙バンドでつくるおしゃれなカゴバックで、外出時や収納、インテリアなどさまざまな場面で活用できる。メンバーは皆で各々の作品を見せ合い、完成を喜び合っている。
同地区は田辺地区の出身、または結婚後に移住した同世代(60代)の仲間で構成され、約40年間交流を続けている。
地区長の一ノ瀬文枝さんが、同ブロックが6月に開いた「クラフトバック講習会」に参加。仕事等で当日欠席のメンバーが多かったため、皆の都合が合う土曜日夜に同地区公民館で独自の講習会を企画した。
講習会は、6月末から3回実施。メンバーは、一ノ瀬さんのアドバイスのもと、6時間ほどかけて作品を作り上げた。形は、用途に合わせて個人でデザイン。果物や小物が入る平ら型や、切り花用のひょうたん型などがある。持ち手には、本体と別の色の紙バンドを用いて模様をつけるなど、個性豊かなアレンジも楽しんだ。
7月末には完成し、10月の地元文化祭で展示も行った。
メンバーからは「作品を完成させるという夢ができ、ワクワクした毎日を送れた」「ブロック活動を地区にも浸透させてくれてありがたかった」「一人では決して作れなかった。良い仲間に恵まれたおかげ」との声があがった。
一ノ瀬さんは「これまでの地区長のように皆が参加できる企画を達成できてよかった。今後も助け合いながら長く活動を続けていきたい」と話している。

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