野菜販売高204億円超 野菜販売反省会

JA長野八ヶ岳
司会を務める由井専務
司会を務める由井専務

JA長野八ヶ岳野菜専門委員会はこのほど、2022年度野菜販売反省会を南牧村の野辺山基幹集落センターで開いた。生産者や市場関係者、JAの販売担当者、専門委員会の関係者を中心に約100人が出席した。
販売結果が報告され、天候不順の影響を受ける厳しい生産販売が続く中、出荷数量は約2,000万ケースを超え、販売金額は約204億円、前年対比96%となり、10年連続で200億円を超える結果となった。
野菜生産販売の課題及び提言として、販売情勢における新型コロナウイルス感染症の影響や物流コスト、農業資材等の生産コストの高騰、品質問題などを協議した。
同委員会委員長でJAの由井康専務は「3年ぶりに関係各所の皆さまに出席を頂き、反省会を開催することが出来た。市場関係者や実需者の皆さまに価格転嫁を要望してまいりましたが、品質問題や天候不順による消費の低迷、また野菜の豊作による供給過剰などの問題により、なかなか価格転嫁することが出来なかった。今後の状況を考慮し、引き続き、次年度に向けて生産者の所得確保を第一に努めていきたい。」と話した。

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