畜魂祭/畜産事業の発展と感謝を込めて神事を行う

JA上伊那
玉串奉奠する西村組合長
玉串奉奠する西村組合長

JA上伊那と同JA畜産部会協議会は11月2日、伊那市狐島のJA本所で畜魂祭を開いた。JAの西村篝代表理事組合長や役職員、同協議会から酪農部会、肉牛部会、中小家畜部会の部会員43人が出席。牛や豚、鶏など畜産事業の発展と感謝を込めて神事を行った。
神事では、神主の祝詞に合わせて御霊に感謝し、各代表者が玉串を奉奠。畜魂に祈りを捧げた。また、献杯は畜産らしく、上伊那の若手酪農家が企画、開発した「酪農家のおもてなし牛乳」で行った。
管内では全体を通して、生産者数は減少傾向にあるものの、若手生産者を中心とした増頭により販売高を維持している。また、牛肉や牛乳などの値上げにより、消費は低迷傾向にある。同JAは地元で生産された畜産物を地元の消費者に飲食で応援してもらいたいと、同JA農産物直売所を中心にイベントやセールなどで販売促進に取り組み、地産地消に努めている。
西村組合長は「食料は命を未来へつなぐ大事なもの。それを生産する1次産業の皆さまにはこれからもがんばっていただきたい」とあいさつした。

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