フォトコンテスト2022表彰式/昨年を上回る202作品が集まる

JA上伊那
自らの作品を手に微笑む伊藤さん
自らの作品を手に微笑む伊藤さん

JA上伊那は11月11日、「フォトコンテスト2022」の表彰式を伊那市狐島のJA本所で開いた。入賞者27人のうち17人が出席。西村篝代表理事組合長が1人ひとりに賞状を授与した。
フォトコンテストは、JA上伊那が発足した1996年から毎年開催しており今年で27回目。テーマは昨年同様「上伊那の『農のあるくらし』『魅力ある風景』」とし、作品を募集した。今年は上伊那管内を中心に県内外から55人、202作品が寄せられ、作品数は昨年を上回る応募があった。
10月には審査会を開き、フォトコンテスト部門14点とカレンダー部門13点の入賞作品を決定。入賞作品は同JAの広報誌の表紙や2023年オリジナルカレンダーなどに使う。
最優秀賞となるJA上伊那組合長賞には今年が2回目の応募という伊那市の伊藤覚さん(70)が受賞。伊藤さんは初めて応募した昨年にもカレンダー部門で採用されている。今年はリンゴ畑に咲く花が春を感じさせ、その奥にそびえる将棊頭山や空を含めてバランス良くまとまった作品が審査員の目を引いた。
伊藤さんは受賞者代表のあいさつで「自分や妻が良いと思った作品が審査員に評価されたというのは非常にうれしかった。最高位の賞を受賞できたことは写真を撮ることへの励みになる」と笑顔で話した。
西村組合長は「今年も管内の四季折々の1場面を切り取っていただいた。ぜひ来年も腕を磨いていただき、写真で上伊那をPRしてほしい」と期待した。

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