操作性を体感 農機実演会

JAグリーン長野
操作を体験する青壮年部員(長野市信更町、11月16日)
操作を体験する青壮年部員(長野市信更町、11月16日)

JAグリーン長野青壮年部信更支部11月16日、「ラジコンスパイダーモアー」の実演会を、長野市信更町のほ場で開いた。生産者の高齢化や若手生産者の農地の大規模化のなかで、安全かつ効率的に畦や木の下などの除草を行えるように、機械の導入検討のきっかけをめざしたもの。生産者、JA職員、メーカーなど12人が集まり、ISEKIアグリの「RCSP530」の実働の様子を見学した。
同機は、ラジコン型のモアーで、傾斜45度まで使える。傾斜のある畔が多い同地区でも有効で、栽培が盛んなリンゴの木の下の除草にも活用できる。メーカー担当者の操作で、傾斜にある丈が長めな雑草も刈り倒す場面なども見学したのち、生産者も操作を体験。操作初体験の青壮年部員「(操作は)慣れれば簡単、楽しくできた」と話した。別の部員は「高齢化もあって、一人当たりの農地も広がってきているので、こういった機会で実際に機械を見てみて、少しでも労力を軽くして、農業を続けられる体制が整えばいい」と話し、メーカーに価格帯や納品時期、メンテナンス方法等を質問していた。
青壮年部では、引き続き、青壮年部員(盟友)の要望に応じて支部ごと・専門部ごと講習や見学会の機会を催し、自らの営農の改善・レベルアップに役立ててもらいたい考え。

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