「りんご祭り」大盛況 贈答対応で客流れスムーズ

JAあづみ
配送手続きするJA職員(右)と来場者(左)(安曇野市豊科)
配送手続きするJA職員(右)と来場者(左)(安曇野市豊科)

JAあづみは12日から2日間、安曇野市豊科の大型農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里」で地元のリンゴなどを特価で販売する「りんご祭り」を開いた。旬の農産物を買い求める来場者で賑わった。
同所がオープンした当時から続く毎年恒例のイベント。店先には特設販売ブースを設け、贈答用(1箱=5キロ、10キロ)や家庭用に地元産リンゴの「サンふじ」や「ぐんま名月」、同市穂高牧産のナガイモなどを特価で販売。毎年、店内で受けていた贈答の発送手続きを店先のブースで行ったことで店頭入口の混雑が緩和され、客流れはスムーズだった。店内ではナス、ピーマン、ニンジン、大根など食卓を彩る新鮮な朝採り野菜を販売した。
期間中のレジ通過者は前年比447人減の4781人、売上高は同比4万円減の1528万円と例年並みだった。
贈答用や家庭用など約12万円分を購入した来場者は「安曇野産リンゴのファンで親戚や友人、自分用に購入した。濃厚な味と芳醇な香りを楽しみたい」と嬉しそうに話した。
後藤祐輔店長は「21年は大凍霜害の影響で品数を揃えらなかったが、22年はリンゴの産地として贈答用や家庭用など豊富な品揃えで来場者を迎えられた。店先で実施した贈答対応もスムーズで出入り口の混雑緩和に繋がった。スタッフらに感謝したい」と話した。

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