デザインりんごを収穫/りんごの成長過程を学ぶ

JA上伊那
りんごを収穫する児童(南箕輪村で)
りんごを収穫する児童(南箕輪村で)

JA上伊那南箕輪支所は、管内の小学3年生を対象とするりんご学習教室の一環として収穫作業を行った。11月9日には南箕輪小学校の児童60人が協力農家の田中實さん(72)の園地を訪れりんごを観察。その後、前回の授業で模様がつくようシールを貼ったりんごを収穫した。
りんご学習教室は農家から栽培方法を学び、りんごの成長過程や栽培の大変さ、収穫する喜びを学ぶことを目的に毎年開いている。今年は2校171人が参加し、地元の農家3人が同教室に協力。児童らは実際に摘果作業の体験や、目印を付けたりんごの大きさを測りスケッチをするなど年4回の授業を通してりんごの成長過程を学んできた。
この日、児童らは慣れた様子でノギスを使ってりんごを測定し、スケッチブックに記録。その後、りんごを1人4個ずつ収穫した。児童は「この前より大きくなって重たい」「採るのがちょっと難しかったけど上手にできた」「真っ赤でおいしそう」と笑顔を見せた。
田中さんは「子供たちと楽しみながら、りんごの成長を見ることができてうれしい。南箕輪村や村の農業を知ってもらい、村のりんごをたくさん食べてもらいたい」と期待した。

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