ストック出荷始まる

JAグリーン長野
「胴締め」の緩まないコツを共有
「胴締め」の緩まないコツを共有

JAグリーン長野花き部会で11月上旬、「ストック」の出荷が本格化した。ストックは、トルコギキョウ生産者6人が、季節咲作型後のハウスなどを活用して栽培。面積は昨年の3倍。品目リレーによる手取りの確保・向上に取り組んでいる。
部会では、11月14日に出荷目合わせ会を開催。生産者とセンター職員が出荷規格や荷造りの注意点などを確認した。上位等級品は安定した取引がなされている中で、一重品種は競合産地の出荷量等に価格が左右されがちであるため、情勢に応じた出荷を行い、また、経費削減を目的に1箱あたり定数での出荷に取り組むことを確認。花シミの要因になる為、咲き過ぎに注意して収穫することも申しわせた。
加えて、生産者は出荷物を見本に、緩まない「胴締め」の方法を先輩生産者が定年帰農者などに披露するなど技術を共有。各戸の生育状況も共有しながら、出荷に意欲を高めていた。
出荷のピークは11月下旬頃を見込み、約5万本の出荷を目指していきたい考え。

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