子実用トウモロコシ試験栽培

JA佐久浅間
コンバインでの収穫作業
コンバインでの収穫作業

JA佐久浅間は、国産の自給飼料として期待されている子実用トウモロコシを試験栽培している。JAでは試験での課題を克服し、転作作物として普及拡大していく方針だ。
同JAで今年策定した「JA佐久浅間長期ビジョン第二次3カ年プラス2カ年計画」に基づき、試験栽培を佐久市協和の65アールの圃場で開始。w11月4日には、(株)クボタの協力で大型コンバインWRH1200を使用し、2120キロ収穫した。
試験圃場を提供した髙栁利道副組合長は「栽培はとても簡単だった。しかし、初年度ということで課題が多く見つかった。来年度は面積を増やし、供給できるようにしたい」と話した。
担当するJA営農経済部米穀課の日向聖史課長は「品種や作業効率、収益性などを検討し、転作作物として導入していきたい」と話している。
子実用トウモロコシは、大豆や麦よりも手間がかからないことから、労働生産性が高いとされ、新たな転作作物としても期待されている。

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