サンふじ品質そろえて出荷

JAグリーン長野
選果作業がすすむ流通センター
選果作業がすすむ流通センター

JAグリーン長野りんご部会では「サンふじ」の出荷が11月中旬、本格化した。各支部・地区で11月4日から9日まで講習会を開催。生産者の手取り向上をめざし、生産者段階の一時選果に協力を仰ぎながら、品質を揃えた出荷で、生産者手取りの確保・向上を目指している。
長野市信更町の信更果実流通センター管内では11月7日から選果を開始。10日には、「シナノゴールド」に引き続きてサンふじの選果作業を実施。今年は、変形果やサビが多いものの、蜜も入り始め、着色も仕上がってきている。選果担当者が手早く外観のキズを確認しながら光センサー選果機へ流し、等階級ごと箱に詰めた。生産販売部販売担当は、選果状況を確認し、「着色も良く、品質のいいものをご出荷いただけている。取引先からも期待が高まっているので、需要期を逃さないよう生産者へ案内し、しっかりと販売していきたい」と話す。
JA・りんご部会では、11月下旬に4流通センターで、「ふじ即売会」を企画。センターでは贈答用注文も増え、消費者からの期待も高い。JAでは、市場出荷と合わせて直接販売にも力を入れながら、生産者手取りの向上につなげる。サンふじの出荷は11月から12月中旬頃まで、90,000ケース(1ケース=10kg)を出荷したい考えだ。

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