子供たちが育てた農産物を模擬販売 神林支所感謝祭

JA松本ハイランド
来場者に農産物を手渡す子ども
来場者に農産物を手渡す子ども

JA松本ハイランド神林支所は11月3日、松本市の同JA神林支所駐車場に特設したイベント会場で「神林支所感謝祭」を開催した。同JAでは毎年この時期、実りの秋を祝うとともに、JAのファンづくりのため「JAまつり」を各支所で開催していたが、新型コロナウイルス感染拡大を受け、開催を見送っている。そこで、同支所では今回、独自の取り組みとして名称を「神林支所感謝祭」として来場者を管内の方に限定するなど規模を縮小して開催。アンケートに回答後参加できるくじ引きを行い、来場者を喜ばせた。
会場では同支所と同地区の親子やJA女性部員などが協力して取り組んでいる、支所協同活動「夢あわせおやこ農園」にて栽培したハクサイ30個、チンゲン菜50個、大根100本とポップコーン50本を朝採りした後、子どもたちが中心となり模擬店で販売を行った。朝採れの新鮮野菜が購入できるとあって来場者は次々と買い求めていった。模擬店で野菜を販売した小学5年生の倉科実穂さんと塩原英子さんは「自分たちが手をかけて作ってきた野菜が売れていくことがとてもうれしかった。朝から収穫は大変だったけどたくさんの人が買いに来てくれて早起きした甲斐があった」と笑顔で話した。
同支所の丸山支所長は「コロナ禍で行動が制限されているが、地区の方たちに協力いただき工夫しながら開催することができました。今後も神林地区を盛り上げるように取り組んでいきたい」と意気込みを語った。

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