青年部の意見要望を農政へ 現場の声を直接届けて

JA松本ハイランド
藤木議員(左)と農政について意見交換をする青年部員
藤木議員(左)と農政について意見交換をする青年部員

JA松本ハイランド青年部は11月5日、農林水産大臣政務官・自由民主党の藤木しんや参議院議員を招き、農政懇談会を同JAグリンパルで開いた。
今回は、「青年部員からの意見要望事項に対する回答」をテーマに実施。事前に青年部員より提出した、急激な円安やウクライナ情勢の逼迫による生産コスト上昇への対応や食料安全保障などの観点からみた農業振興政策・遊休荒廃地に関する事項などについて意見を交わした。
部員の「現在の情勢を鑑みると依然として、生産コスト・肥料価格の上昇、高止まりが予想される。生産コスト上昇分を販売価格に転嫁するための支援や仕組みの構築を求める」という意見に対して藤木議員は「1日も早く、農家のみなさんの窮地を救うために、取り組みをしてきた。今後もセーフティネットを考えているので、有効活用していただきたい。これからも関係機関が一丸となって取り組んでいくが、補助金や助成金には税金が使われていることを忘れないでいただきたい」と激励しつつ今後の取り組みついて展望を語った。
濵幾洋青年部長は「日本全国の農業を知っている藤木先生に来ていただき、直接意見を交わすことができたのは、貴重な機会。盟友たちがこの懇談会をどう思い、どう感じたのかが大事になってくる。今後も、青年部として勉強し、より良い農業を続けていくために、地域の課題を見直していきたい」と意気込んだ。

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