ふれあい巡回動物園/家畜にふれ、牛乳をプレゼント

JA上伊那
子牛と触れ合う園児たち
子牛と触れ合う園児たち

JA上伊那青壮年部箕輪町支部らは10月31日、ふれあい巡回動物園を行った。箕輪町内2ヵ所の保育園を子牛やポニー、ウサギを連れて訪れ、園児約245人が家畜とふれあった。また、同JAでは地産地消促進や上伊那ブランドのPRのため地元酪農家が企画開発した「酪農家のおもてなし牛乳」とミルメークをプレゼントした。
この活動は子どもたちが農業に触れる機会を増やそうと同青壮年部が行っている「チャイルドファーム21」運動の一環。箕輪町酪農振興協議会青年部などに協賛し毎年行っている。動物とふれあう機会が減っている中、家畜にふれる機会をつくることで、同町で盛んな畜産業を知ってもらい将来の就農者を確保することを目的としている。
同町の木下保育園ではクラスごとに家畜と交流。実際に子牛やウサギをなでたり、ポニーの背中に乗ったりしながらふれあい、命の大切さや思いやりの心を学んだ。はじめは少し緊張した面持ちだった園児たちも、触れ合ってみると「あったかい」「かわいい」など歓声を上げながら時間いっぱい楽しんだ。
同支部の荻原大樹副支部長は「園児に喜んでもらえてよかった。この取り組みを通して少しでも家畜に興味を持ってもらえればうれしい」と話した。
同JAでは2ヵ所合わせて、おもてなし牛乳1000ミリリットル13本と200ミリリットル200本、ミルメーク300個をプレゼント。各保育園、給食の時間などで提供された。

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