一緒に楽しんで稲刈体験

JAグリーン長野
児童の作業を手伝いながら見守る青壮年部員
児童の作業を手伝いながら見守る青壮年部員

JAグリーン長野青壮年部篠ノ井支部と川柳支部は11月2日、長野市立篠ノ井西小学校5年生の稲刈・ハゼ掛け作業を支援した。14アールのほ場、6月に自ら手植えをしたものを、昔ながらの手刈りで1日がかりの作業。部員は鎌の扱い方や株の結束方法を伝えたのち、児童とともに作業に取り組んだ。
同校との交流は数年ぶり。篠ノ井支部長の古畠正隆さんへ、総合的な学習で「米」の授業を取り上げたいと学校から相談があり、JA営農部米穀担当に話をつないで交流機会が生まれた。篠ノ井支部には水稲農家がなかったことから、学校管内の川柳支部も合同で、田植えからサポートすることになった。
児童からは「楽しい」「結ぶのが大変」など感想を寄せつつ、元気いっぱいに作業進行。青壮年部員は、バインダーで機械による刈り取り作業も披露し、作業を進めた。古畠支部長は「大人も田に入って子供たちと楽しみながらできる機会になってよかった」と話すとともに、「地元でも米が作られていることを思い出として残してもらえればうれしい」とメッセージを送った。
同部では塩崎支部も10月に稲刈・ハゼ掛けを塩崎小学校5年生と実施し、食農教育と地域貢献につなげている。

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