収穫のよろこびを味わってもらいたい 園児とサツマイモの収穫体験

JA松本ハイランド
採れたばかりのサツマイモをうれしそうに持ち上げる園児と上條担当理事(26日朝日村にて)
採れたばかりのサツマイモをうれしそうに持ち上げる園児と上條担当理事(26日朝日村にて)

JA松本ハイランド朝日支所は10月26日、支所協同活動の一環として取り組んでいる「夢あわせ農園」であさひ保育園の子供たちと野菜を育て、地元特産の野菜や農業に興味を持ってもらおうとJA女性部の協力を得ながら定期的に収穫体験を行っている。8月にはじゃがいもの収穫をし、今回はサツマイモの収穫体験を年長と年中園児ら約70人が参加した。
園児たちは一列に並び「お芋ほるぞー!」の掛け声とともに一斉に収穫を開始。用意したコンテナいっぱいにサツマイモを掘り上げ、「長くて大きいお芋がとれたよ」「はやく焼き芋にして食べたいな」と笑顔を見せた。
同支所の上條典泰担当理事は「子供たちに農業を身近に感じてもらい、家族や地域でJAのことをより深く知ってもらえればうれしい」と期待を込めた。唐澤佳代先生は「苗を植えてから、園児たちが散歩のたびに生育状況を気にかけていた。コロナ禍で人とのつながりが薄くなっていくなか、こういう場があることは本当に貴重なのでありがたい」と話した。
収穫したサツマイモはJAで保管して、11月末に行われる焼き芋会で焼き芋などにして味わう予定だ。

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