「くだもの祭り」盛況 リンゴの贈答対応で売上伸ばす

JAあづみ
リンゴを品定めする来場者
リンゴを品定めする来場者

JAあづみは22日から2日間、安曇野市豊科の大型農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里で「くだもの祭り&新規組合員感謝デー」を開催した。地場産リンゴや梨、ブドのほかセルリーや白菜など旬の農産物を買い求める来場者で賑わい、期間中の売上を大きく伸ばした。新規加入組合員には、日頃の感謝を込めて農産物をプレゼントした。
店先に特設販売ブースを設け、贈答用(1箱=10キロ)の安曇野産リンゴ「シナノスイート」や「シナノゴールド」、「ぐんま名月」などを販売。11月12日から2日間開催する「りんご祭り」に向け、配送手続きなど贈答用対応を試験的に行った。これまでは店内で手続きをしていた事から店頭入口の混雑を招いていたが改善され、期間中の売上は930万円(前年対比140万円増)、レジ通過者数4603人(同比681人増)と過去最高を更新した。
東京都杉並区から訪れた来場者は「この時期の安曇野のリンゴが好きで毎年楽しみ来ている。美味しいリンゴを作ってくださる農家に感謝。贈答対応もスムーズでよかった」と笑顔で話した。
後藤祐輔店長は「秋は美味しい農産物が出揃う。より多くの来場者にお買い求めいただくため贈答対応など工夫を凝らしていきたい」と話した。
また、日頃の感謝を込めて、2021年8月1日から新たに加入した組合員を対象とした「新規組合員感謝デー」も開催し、新米「コシヒカリ」やハイジの里と連携しているファーマーズマーケットいよっこらから取り寄せた愛媛県産ミカンなどをプレゼントした。

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