准組合員限定イベント/農に触れ地元産を味わう

JA上伊那
講師とともに粉からつくった生地へあんこを乗せる参加者
講師とともに粉からつくった生地へあんこを乗せる参加者

JA上伊那南箕輪支所は10月15日、管内で准組合員限定イベント・学習会「地元の農産物を味わおう!~りんご収穫&おやき手作り体験ツアー~」を開いた。管内の准組合員とその家族9組25人が参加。地域農業の応援団として農に触れ地元産を味わった。
同JAは准組合員を地域農業の応援団として位置づけている。同イベントでは応援団としての理解を深め、JA事業の利用・参加を促す目的で2019年より開催。支所ごとに特色のあるイベントを計画している。
ツアーでは協力農家の田中實さんが経営する「田中りんご農園」を訪問。田中さんから収穫までの1年を学び、旬の「シナノスイート」、「秋映」の収穫を体験した。また、「信州りんご三兄弟」をはじめ、さまざまな品種を食べ比べ、味の特徴や違いに舌鼓を打った。その後は「道の駅大芝高原」の「森の学び舎」へ場所を移し、南箕輪産の米粉を使用したおやきづくりを体験。同駅内にある味工房の職員2人を講師に粉からおやきをつくった。
参加者は「普段できない体験ができて楽しかった」と笑顔だった。
最後には同支所の山本ゆかり支所長から准組合員の役割や国消国産・地産地消の取り組みを説明。買い物の際はぜひ産地を意識して地元産、国産を選んでほしいなどと呼びかけた。

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