JAグリーン長野女性部では、管内のJA長野厚生連病院3病院でのボランティア活動に取り組んでいる。新型コロナウイルス禍、院内での活動は制限があるものの、院外での活動を通じて、地域医療へ貢献と感謝を伝えている。
松代総支部4人は10月22日、長野市松代のJA長野厚生連長野松代総合病院(長野市松代町)でボランティア活動に取り組んだ。病院職員や病院ボランティアを行う団体と協力し、同院中庭の「デザイン花壇」の花を植え替えた。作業は6月に引き続き今年度2回目。女性部員は病院ボランティア「園芸福祉あんずの会」が「希望の光」をテーマにデザインしたとおりに、3色のビオラ200鉢を病院職員と協力して植えすすめた。デザインを損なわないように、植える位置を丁寧に決め、花の向きをそろえて定植。完成した花壇を前に、女性部員は「患者さんの心を少しでも癒やすお手伝いになっていればうれしい」と話した。
若穂総支部でも、役員6人は10月24日、JA長野厚生連 長野松代総合病院附属若穂病院で、今年度最後の草取り作業を行った。6月から月に1回行ってきたもの。3組に分かれて敷地全体を回って、草を掻いた。
女性部全体では、病院のゴミ出し等に活用してもらうべく、「新聞袋・箱」づくりも部員各自で行っている。引き続き、地域医療に貢献する活動を検討・継続していく考えだ。