東信菊花展/長野県小諸市

JA佐久浅間
鮮やかな菊を鑑賞する観光客
鮮やかな菊を鑑賞する観光客

小諸市の小諸城址懐古園で11月3日まで第57回東信菊花展が開かれ、県内外の観光客でにぎわっている。菊の愛好家でつくる東信秋香会、小諸商工会議所などが主催。「小諸城址懐古園紅葉まつり」イベントの一つで、園内の特設会場には会員25人が育てた550点を展示。白や黄色などの鮮やかな大輪を付けた三本仕立ての盆栽を中心に江戸時代に活躍した力士「雷電為右衛門」の菊人形など、趣向を凝らした作品が並んだ。
東御市から友人と訪れた来場者は「テレビで開催している事を知り来た。毎年楽しみにしているが、今年は蕾が多いがどれも素晴らしい」と話していた。
同会の斯波隆夫会長は「今年は夏前の猛暑で菊も早く早めに成長し管理に苦労した。見事に咲く菊を楽しんでもらいたい」と話した。
10月25日には審査会が開かれ、内閣総理大臣賞や農林水産大臣賞、農業協同組合長賞が決まり、同日に同市内で賞状授与式を予定している。

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