東伊那きのこ祭り/地元産農産物を味わって

JA上伊那
松茸を買い求める来場者
松茸を買い求める来場者

駒ヶ根市東伊那の東伊那営農組合とマルトシ東伊那店は10月15日、同店舗周辺で毎年恒例の東伊那きのこ祭りを開催した。野生きのこの大特売やきのこおにぎり、ぶどうや栗といった地元産農産物などを販売。350人以上の来場者でにぎわった。
同祭りは東伊那地区の組合員や各組織の意思結集と地域の活性化を図ることを目的に開催している。2020年から同営農組合と同店舗が主催し、JA上伊那駒ヶ根東支所が協賛している。目玉となる松茸は毎年好評で県内外から多くの来場者でにぎわう。今年は当初、10月9日(日)に開催を計画していたが、思うように松茸などの野生きのこが発生せず延期。その間で気温が低くなり降雨もあったことで松茸が出始め、無事開催となった。
祭り当日は松茸のほか、ズボウなども持ち込まれ、店頭に並べられた。
茅野市から上伊那に住む娘とともに来場し、松茸2パックを購入した女性は「ご飯や土瓶蒸し、すき焼きなどで秋の味覚を贅沢に楽しみたい」と笑顔で話した。
同営農組合の渋谷厚男組合長は「今年はきのこの発生が遅れていたため心配したが、雨や気温が低くなったおかげで無事に開催できた。東伊那は松茸をはじめ、ブドウやリンゴなども楽しめる地区なので季節を通してきてほしい」と期待した。

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