長野県フレミズ作文コンクール最優秀賞 松川町関敦子さん

JAみなみ信州
受賞を報告した関さん(中央)
受賞を報告した関さん(中央)

JAみなみ信州女性部松川支部フレッシュミズグループ「(Pine)3」(パインパインパイン)の関敦子(せき・あつこ)さん(44)が長野県フレミズ作文コンクールで県の最優秀賞を受賞。9月26日、女性のつどいで表彰を受け、女性部の若い世代が一緒に活動する楽しさ、自分が成長していく姿を作文にした「歩み始めた私の農人生(ライフ)」と題したを発表。同日に寺沢寿男組合長に喜びを報告した。同JAで最優秀賞受賞は4年連続。
関さんは果樹農家に生まれ育ち、地域や農業のことをもっと知りたいと友人の誘いで同グループに2年前から参加している。同グループは地元で農業に励む女性の情報収集や学習の場を目的に13人で活動。それぞれの得意分野を生かしてメンバー同士が講師となり、料理コンテストに応募したり、消しゴムハンコづくりをしたり、自分たちがつくる果樹やシードルをJA祭で販売したりしている。関さんが参加してからはコロナ禍での活動となり、コロナで苦しむ仲間のイチゴ農家の力になりたいとイチゴを使った巻きずしを考案してコンテストに応募。またグループLINEを活用してメンバーが試行錯誤して作った調理動画を共有し、それぞれの自宅で調理を楽しむなど、メンバー同士で励まし楽しみながら活動を続けてきた。
報告を受けた寺沢組合長は「女性の活動は地域の元気のためにとても大切です。これからもさらに若い世代に繋がる活動を長くつづけてもらいたい」と激励した。
関さんは「今回の作文はメンバーに相談しながらみんなでつくった作文。仲間との活動は新たな気づきや刺激、充実感を得ることができ生き生きと暮らしていくための大切なもの。これからも仲間と楽しみながら活動を続けていきたい」と話した。
関さんは今月27、28日に行われる全国交流集会へ長野県代表として参加し、活動の幅をさらに広げていく。

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