ドコモショップと連携強化/特設コーナーでPR活動

JA信州諏訪
特設コーナーでグータッチする中沢副店長(左)と折井課長(右)
特設コーナーでグータッチする中沢副店長(左)と折井課長(右)

JA信州諏訪管理部協同活動推進課は10月6日から、諏訪市のドコモショップ諏訪店と連携し、同店を訪れるユーザーや地元住民を対象に、管内農産物やJAをPRする。同JAが携帯電話キャリアショップと連携してPR活動を行うのは初めてのこと。
初日は店内特設コーナーでJA主力農産物の花きをPR。カーネーション、トルコギキョウ、アルストロメリア、リンドウ、スターチス、宿根カスミソウの6品目を使った彩り豊かなフラワーアレジメントを展示した。「信州諏訪の花」のPRポスターやパンフレット、JA広報誌「JA's民」も設置した。待合には管内野菜のセルリーやエンダイブを使ったレシピを置いて手に取れるようにした。
今回の連携強化は、JAスマホ教室の開催がきっかけとなった。JAは今年3月、同店から講師を招き、JA女性大学と女性大学院の受講生らを対象に初めてスマホ教室を開いた。6月からは対象者を限定せずに、広報誌で幅広く参加を呼び掛け、毎月違ったテーマで教室を開講している。
その中で、同店の中沢哲也副店長はJAの農業を起点とした事業展開やくらしの活動に着目。ユーザーに今までとは一風変わったサービス提供が可能になると考え、特設コーナーによるコラボ企画をJAに提案した。JAにとっては今まで接点がなかった方にアプローチできるメリットがあり、JAへの理解促進や顧客層の広がりに期待が持てる。
同課の折井康彦課長は「管内農産物やJAに触れてもらう良い機会にしたい。将来的には、農産物販売などのイベント開催も見据えて取組みを進めたい」と意欲をみなぎらせた。
今後も特設コーナーで管内農産物やJAの取組みなどを展示していく予定だ。

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