郷土食への理解を深める/JA佐久浅間・佐久市立野沢中学校

JA佐久浅間
包み方の指導を受ける生徒
包み方の指導を受ける生徒

JA佐久浅間は10月6日、佐久市立野沢中学校からの要請で、おやき作りの講師を派遣した。1年生が総合的な学習の一環で取り組む「ふるさと学習」のコースの一つ。郷土食への理解を深めてもらおうとJAの生活指導員や女性会会員が毎年、作り方を指導している。
女性会会員が、生地作りから具材の包み方、蒸し方、焼き方を実演。カボチャと切り干し大根の2品を調理した。「生地はふちを薄くするように広げると具材が包みやすくなる」など、作り方をアドバイスした。
生徒は「昔から食べられている郷土食について勉強になった。初めて作ったので不安もあったけど、とてもおいしかった」と話していた。
指導した女性会の松本美智子さんは「教えた具材が全てではない。自分で考えた具を入れてもおやきだから家でも楽しく作ってほしい」と話した。
JAは今後も、地域の食や農業への理解を深めるイベントを企画するなど、JA食農教育活動の充実に取り組んでいく。

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