思い出の人形 感謝を込めて/JA虹のホールすわこで供養祭

JA信州諏訪
しめやかに行われた人形供養祭
しめやかに行われた人形供養祭

JA信州諏訪の子会社「あぐりライフ信州諏訪」とJA葬祭は10月1日、諏訪市の「JA虹のホールすわこ」で人形供養祭を開いた。組合員・地域住民ら434人が訪れ、思い出が詰まった人形やぬいぐるみに別れを告げた。
同供養祭は毎年1回、管内に3カ所あるJA葬祭施設が持ち回りで行っている。開催を通じて地域との交流を図り、葬祭事業のPR活動を行い、地域活性化につなげていくことが狙い。
新型コロナウイルス感染防止のため、参加者向けの焼香所は施設入口に設置した。受付終了後、式場の祭壇いっぱいに並べられた人形など4042体、着物695枚を前に、同市の法華禅寺篠本法光住職が法要を行った。
同市の女性(62)は「子どもが小さいときに使っていたぬいぐるみ10体を持ってきた。思い出のある品なので手厚く供養してもらえて、ありがたかった」と話した。

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