中生種のメイン シナノスイート出荷開始

JAみなみ信州
出荷が始まったシナノスイート
出荷が始まったシナノスイート

JAみなみ信州は3日、松川町の松川インター選果場で、中生リンゴ「シナノスイート」の出荷を始めた。昨年より6日遅い出荷となった。
同JAが出荷するリンゴ全体の中で3番目に取り扱いが多い品種で、中生種のメインに位置づけている。
今年度同JAではシナノスイートの出荷を27,000ケース(1ケース10kg、昨年度27,657ケース、前年対比97.6%)と見込んでいる。
この日、JA管内全域の生産者から647コンテナ(1コンテナ15kg)を受け入れ、選果、箱詰めしたシナノスイートは関東と中京、関西方面の市場へ出荷した。
同JA営農部によると、今年のシナノスイートは収穫間際が高温傾向で着色は若干遅れているが、玉伸び、糖度ともに良好で、糖度も15度前後と平年並みの仕上がりだという。
同JA営農部販売課の松重恵佑担当は「台風による影響も少なく、出だしとしては質、量ともに申し分のない出来。これからの台風などの被害がなく、順調に進むことを期待したい」と話した。
シナノスイートは10月中旬に出荷ピークを迎え、10月末までの出荷を予定している。

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