JA上伊那管内では主力品目である米の収穫・集荷が最盛期を迎えている。9月21日からは令和4年産米の米個袋の集荷を開始。当日は伊那市の荒井低温倉庫前で「コシヒカリ」や「あきたこまち」などを集荷した。また、米の品質を見て等級を決める農産物検査員の目揃え会も行われた。
集荷には同検査員やJA職員など28人が対応。JA職員が事前に申し込みのあった農家へ集荷に向ったほか、生産者自らがトラックで持ち込んだ。
集められた米は同検査員が「穀刺し」を袋に刺してサンプル米を取り出し、品質や水分値を検査。集荷した3,500袋のほぼ全量が1等に格付けされた。等級が決まった米には検査の証明印が押され、品種や等級ごとに倉庫に納められた。
また、目揃え会ではJA全農長野米穀課の担当者が県内で始まった検査の状況を説明した。
今年は上伊那管内で27万俵の受け入れを見込んでいる。