JA信州うえだ西部地区事業部普及推進課は9月14日、同JA本所でインターネットオンラインを活用し「京都ねりきり教室」を開いた。組合員と地域住民11人が参加した。
コロナ下で遠くへの旅行が難しい中、(株)農協観光の企画で少しでも旅行気分を味わってもらおうと、京都オンライン体験教室の中から普段作ることがない「ねりきり教室」を開催した。
この日は、京都から送られてきた道具や材料一式を使い、参加者は気軽にねりきり教室を楽しんだ。オンラインで繋がった京都の講師と同時進行で、一つ一つの工程を丁寧に教わりながら作業を進め、1時間半でねりきりを完成させた。一人3つ作り、専用の容器に入れて持ち帰った。
参加者は「初めて作ったが、材料と道具がすべて揃っていたので、気軽に参加できた」「『はさみきく』のはさみを入れるのが難しく、職人の凄さを実感した」と話した。
JA担当者は「コロナ下で旅行企画も難しいので、気分だけでも味わってもらえたと思う。農協観光のオンライン企画は本来京都に行かないと体験できない内容なので、また機会があれば取り組んでみたい」と話した。