旅のひと時を花で彩る 松本駅フラワーアレンジメント展示

JA松本ハイランド
秋をテーマに飾り付けられた花
秋をテーマに飾り付けられた花

JA松本ハイランドとJA全農長野は9月15日、松本駅の改札内に同JA産の花きを使ったフラワーアレンジメント作品を展示した。駅利用者に同JAの「松本ハイランドフラワー」を知ってもらい、販売促進につなげることが目的だ。この取り組みは2020年から行っており、今年で3年目を迎える。
今回はハイランド産のカーネーションやトルコギキョウ、アルストロメリアのほかに地元産のユーカリやハナナス等8種類、200本の花を使用している。全体的に落ち着いた色合いで、夏から秋へ季節の移り変わりを感じさせてくれる作品となっている。展示後、足を止めてスマートフォンで写真を撮る駅利用者も多くいた。
松本駅副長の森和博さんは「この活動のおかげで普段は殺風景な改札口が華やかになり、立ち止まって見ていく方も多くいらっしゃいます。遠方から訪れた方も旅の疲れを忘れて楽しんでもらえたらうれしい」と笑顔で話した。
イベントを企画した同JA花きセンターの原千史さんは「新型コロナウイルスの影響で苦しんでいる地元の生産者を応援するため、始めたこの活動も3年を迎えました。旅行客や地元の方などたくさんの方に見ていただき、松本が花の産地であることを知ってもらえたら」と期待を込めた。

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