ゴボウ収穫作業順調 旬の味と香りを楽しんで

JA松本ハイランド
ゴボウの収穫作業を行う青沼専門部長
ゴボウの収穫作業を行う青沼専門部長

県内有数のゴボウ生産量を誇るJA松本ハイランド管内で、ゴボウの収穫作業が最盛期を迎え、東筑摩郡山形村を中心に、生産者が連日収穫に汗を流している。今年は好天に恵まれたほか、適度な雨もあったことで生育は良好。形状もよく、高品質な仕上がりとなっている。出荷は8月25日に始まり、12月上旬まで続く予定だ。最盛期の9月から10月にかけては1日あたり500から800ケース(1ケース10キロ)を出荷する。
9月15日、同村でゴボウ50アールを栽培する同JA根菜部会ゴボウ専門部の青沼正行専門部長が収穫作業を行った。収穫機を使い次々と掘り起こしたゴボウはまっすぐで太さ、長さともに十分な出来栄え。青沼専門部長は「日々の管理と天候に恵まれ、品質の良いゴボウができている。消費者のみなさんには、新鮮さを保つため直売所や量販店では土付ゴボウを購入いただき、きんぴらやサラダ、豚汁とたくさん味わってほしい」と話した。
火山灰土の肥沃な土壌で生産された同JAのゴボウは、まっすぐで風味の豊かさが人気を集めている。今年度は、25戸の農家が7ヘクタールを栽培し、1万4200ケースの販売を計画している。北陸方面や、県内市場をつうじて販売にむけた販路拡大をめざす。当日の様子は、メデイアPRを兼ねてプレスリリースされ、地元テレビ、新聞各社の取材により、県内消費者に向けてPRを行った。

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