ナガノパープル初披露

JA佐久浅間
初出荷を報告する生産者と浅沼組合長(右)高栁副組合長(左)
初出荷を報告する生産者と浅沼組合長(右)高栁副組合長(左)

JA佐久浅間は9月8日、ナガノパープルの初出荷を迎えた。同JAでは、第二次3か年プラス2か年計画の長期ビジョンにおいて、ブドウプロジェクトを立ち上げブドウ栽培者の指導を行っており、今回はその指導を受けた生産者が初出荷となった。
同日、R&Cながの青果上田本社へ浅沼博組合長と髙栁利道副組合長がナガノパープル初出荷のトップセールスに出向いた。
初出荷を前に9月5日には、佐久市猿久保にあるJA本所で無核ブドウ栽培状況報告を行い、初獲りとなるナガノパープルとシャインマスカットを披露した。
ナガノパープルを披露した佐久市中込の佐藤久治さんは「5年前から栽培している。今までは独学で栽培していたが、プロジェクトが立ち上がり技術員の指導で今年は納得いく仕上がりとなった」と出荷の手ごたえを話していた。
初出荷について森田信一郎審議役は「ナガノパープルは、各地で粒が裂果している。房をコンパクトに作ると裂果が軽減する。糖度も19度と申し分ない。シャインマスカットも少し早めだが粒肥大も良好でこれからの糖度の上昇を確認し、自信を持って出荷できそう」と話している。

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