西原ぶどう園開園/ぶどうを収穫体験・購入できる施設/西原ぶどう生産組合

JA上伊那
収穫体験を楽しむ子ども
収穫体験を楽しむ子ども

中川村のぶどう生産者11戸でつくる西原ぶどう生産組合は9月9日、運営する西原ぶどう園を開園した。園内では組合員が収穫した「藤稔」や「ナガノパープル」などが直売されるほか、収穫体験ができる。9月10日には開園式が行われた。
同園では「藤稔」を中心に「シャインマスカット」や「ナガノパープル」など10品種を栽培。また、組合員によって新品種を取り入れるなど様々なぶどうが栽培されている。栽培では垣根づくりと雨よけを組み合わせたマンズレインカット栽培を採用。樹高が低くなっており、子どもや高齢者、車いすの人でも採りやすいと好評だ。今年は程よい降雨により粒が大きくなり、日を追うごとに酸味が抜け、味も良好。
開園式が行われた10日には朝9時の開園から多くの人が来園。このうち飯田市から14年間毎年来園している家族は「西原ぶどう園のぶどうを私も孫たちも毎年楽しみにしている。来年も、もちろん来たい」と笑顔で話した。
同組合の大場勝之組合長(43)は「組合員がそれぞれこだわった運営をしている。当番制なので同じ品種でも日ごとに味わいが違うぶどうが楽しめるほか、旬になれば赤や緑などのきれいなぶどうが直売にも並ぶのでぜひ来て体験・購入していただきたい」と話した。
今年は10月16日まで開園。お問い合わせは同園(℡090-53452489)まで。

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