トルコギキョウ新規栽培者初出荷

JA佐久浅間
出荷作業をする鈴木さん
出荷作業をする鈴木さん

JA佐久浅間ではトルコギキョウの新規栽培者の出荷が始まっている。
JAでは、農家の減少や高齢化、後継者不足など農業を取り巻く環境が厳しさを増す中、地域農業振興ビジョンを策定し、農業の維持発展の実現に向けて13のプロジェクトを立ち上げた。
プロジェクトの一つ、花卉(トルコギキョウ)振興プロジェクトでは、今年度新たに15人が栽培を開始。新規栽培者には苗を無償で提供する他、栽培講習会を定期的に開くなど安心して栽培できる環境づくりに取り組み、新規栽培者をサポートしている。
9月10日、今年から栽培を始めた佐久市の鈴木仁さん(44)が初出荷となった。水稲をメインに栽培する鈴木さんは「水稲育苗後の空いたハウスを活用して栽培できるのでやってみようと思った。今年はうまく栽培できたので、来年は面積を広げて栽培しようと考えている」と話している。

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