JA信州諏訪 学校に花を贈ろう!/60校に管内産の花を贈る

JA信州諏訪
フラワーアレジメントを作る女性部員
フラワーアレジメントを作る女性部員

JA信州諏訪は9月中旬から10月中旬の5日間、諏訪地域の小中高校と特別支援学校計60校に管内産の花きを寄贈する。JA女性部員や女性理事、職員がフラワーアレジメントを制作。コロナ禍でも元気な学校生活を送ってほしいという思いを込め、地元の花で子どもたちを応援する。
この活動は、新型コロナウイルス感染拡大で長期休校や外出自粛を余儀なくされた子どもたちを元気づけようと2020年度に始まり3年目。昨年度に花を届けた管内小中学校と特別支援学校を合わせた50校に加え、今年度は新たに管内高校10校にも花を届ける。
初日となる9月12日には、岡谷市内の14校分と茅野市内の1校分計15校分のフラワーアレジメントを制作した。JAの組合員講座「フラワーデザイン」の講師を務める仲山美代子さんが参加者を指導。JA主力品目のカーネーション、トルコギキョウ、アルストロメリア、リンドウ、スターチス、宿根カスミソウの6品目を彩りよく使い、高さ約80センチの豪華なフラワーアレジメントを作った。
校舎内で自由に飾れるカーネーション、トルコギキョウなどの切り花を学校ごとに約300本ずつ準備。「信州諏訪のお花で皆さんの笑顔が咲きますように」などと記した応援メッセージボード、「信州諏訪の花」PRポスターとパンフレットも用意し、各校の代表者に手渡した。
JA女性部の笠原長子部長は「子どもたちには、地元産のお花のように明るく元気に過ごしてほしい」と話した。
アレンジメントを受け取った長野県岡谷南高等学校の生徒会長の重冨まどかさん(18)は「1本1本が個性豊か。集まるとそれぞれのよさが際立つところが、私たち生徒に似ている。見ているだけで明るい気持ちになる」と笑顔で話した。
9月中下旬には茅野市、原村、富士見町の各校を中心に花を届け、10月には諏訪市、下諏訪町の各校を予定している。

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