フードドライブで地域の子ども応援/夏に穫れた野菜など味わって

JA信州諏訪
「つつじが丘学園」に地元産農産物を寄付した女性部湖北ブロック川岸支部
「つつじが丘学園」に地元産農産物を寄付した女性部湖北ブロック川岸支部

JA信州諏訪女性部は9月9日、地元JA支所・営業所と連携し、家庭で余っている食品を寄付する「フードドライブ」を行った。部員・JA職員が、地元の児童を支援する施設・団体を訪問。担当者に品物を受け渡した。
女性部湖北ブロック川岸支部は、岡谷市の児童養護施設「つつじが丘学園」に寄付。同支部は2019年から、同園の子どもと調理実習、花苗の定植を行うなど定期的に交流している。フードドライブは今回で4回目。食材は、地元支所運営委員、JA職員らの協力を得て集め、施設を利用する子ども43人の日々の食事に使われる。
鮎澤昭子支部長は「カレーや野菜炒めにして、お腹いっぱいおいしく食べてもらえればうれしい」と話している。
川瀬勝敏園長は「地域の皆さんから応援いただいていることを子どもたちに伝えていきます」と感謝を伝えた。
女性部諏訪市ブロックは、茅野市の児童支援団体「諏訪圏域子ども応援プラットフォームに寄付。同ブロックでは2021年からフードドライブに取組んでいる。諏訪市内のJA支所・営業所に専用ボックスを設け、部員や地元組合員、JA職員から寄付を募った。
食材は、子ども食堂や必要としている家庭に届けられる。
矢﨑正子ブロック長は「喜んでもらえてよかった。子ども支援のために今後も続けていきたい」
同団体の木村かほりさんは「多くの方に協力いただいてありがたい。子ども食堂を知るきっかけになればうれしい」と語った。

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