小学生ナガノパープル収穫体験 地域に関心を

JAながの
小学生に収穫の仕方を教える合津さん
小学生に収穫の仕方を教える合津さん

千曲市上山田小学校の3年生19人は、8月26日同市上山田にある合津昌雄・寿江さん夫妻の圃場でブドウの収穫体験をした。
合津さんはこれまでも、「収穫の喜びを体験してほしい」と児童たちを招待しており、JAながのアグリサポート上山田小宮山弘之センター長がサポートをしながら行った。今年は同小学校より児童たちに“ふるさと学習”として、地域や地元の特産物について学び関心をもってもらいたいと依頼を受け、行われた。
児童らは、ナガノパープルの摘粒・袋かけ・収穫までの管理作業を経験。楽しみにしていた収穫作業は、合津さんから収穫のポイントを聞き、袋かけ作業時にそれぞれ自分の房にかける袋に描いた「おいしいぶどうになってね」などの文字や絵を目印に収穫。児童らは「大きくなっていて良かった」とブドウを手にとり嬉しそうに話した。
収穫したブドウはお土産用にプレゼントされたほか、色んな種類のブドウを味わってもらいたいと「ナガノパープル」「シャインマスカット」「クイーンルージュ」の3品種の食べ比べをし、児童らは味の違いを楽んだ。
合津さんは、「地域の中心品種であるナガノパープルを知ってもらえて良かった。子供たちの喜ぶ顔が嬉しかった」と話した。

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