農業インターンシップ事業で信州うえだファームが就農体験受け入れ

JA信州うえだ
ブドウの荷造りをするインターン生
ブドウの荷造りをするインターン生

JA信州うえだの子会社(有)信州うえだファームは9月7日~9日、農業インターンシップ事業の短期就農体験で、インターン生として、県外の大学3年生2人を受け入れた。
今回の農業インターンシップは、同子会社で農家を志す農業研修生や地域の若手農家と一緒に農作業を体験した。また農業研修生をサポートする、JA・行政等の地域関係者と懇談会を行い交流を深めた。
短期間ではあるが、より地域に溶け込み、地域農業で働くイメージを持ってもらい、今後の就職活動で就農を選択肢の一つにしてもらうことが目的。
長野県・JA長野中央会・上田市・JA・同子会社が協力連携して行った。
インターン生は、3日間に渡る就農体験で「朝飯前仕事体験」として、早朝6時から同子会社の圃場に出て、ミニトマトの収穫やキュウリの収穫、ブドウの収穫と荷造り作業を体験した。
最終日は、午前9時に収穫作業を終え、同子会社の富士山営業所でディスカッションを開いた。インターン生2人から農作業体験の感想発表や質疑応答が行われた。
インターン生は「初日の懇談会で『農家は一人ひとりが社長だ』という話や『農業には百種類の学問が必要だ』という話が印象に残った」「農家とJAの関わりについて話を聞き、自分の視野が少し広がったと思う。見て学ぶことが大切だと教わった、技術向上の意識を持ち続け、がんばりたい」と感想を話した。
同子会社の伊藤浩一常務取締役は最後に「若い二人は、大学3年生という貴重な時間に、農業に関心を持って真面目に取り組んでくれた、農業のことはいつでも相談してほしい」と話しインターンシップを閉じた。

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