JAみなみ信州女性部上郷支部三役は25日、飯田市社会福祉協議会を訪問し、同支部部員から集まったタオル228枚が詰まった箱6ケースを寄付した。新型コロナの影響を受け、それまで行っていた清掃ボランティアができないことから代わりにと始めた取り組みで今年で2年目。
同支部では昨年、コロナ禍でも何か他にできることはないかと同協議会に相談。タオルの収集を昨年はじめて行い、いまだ猛威を振るう新型コロナの状況から今年も取り組んだ。6月に部員へ周知し、6月中旬から7月下旬までを収集期間としたところ、昨年と同数程度の228枚が集まった。この日届けたタオルは上郷デイサービスセンター、北部デイサービスセンターの2ヶ所で活用される。
同支部の加山敬子(かやま・けいこ)支部長は「部員のみなさんの協力でたくさんのタオルが集まり女性部の持つパワーを改めて感じている。特別なものではなく、普段の生活で使うタオルがこんなにも喜ばれ、皆さんの役に立つ活動となり嬉しい。これからも女性部の持つ力で地域のためにできることを続けていきたい」と話した。
タオルを受け取った同協議会の中島武津雄(なかじま・むつお)会長は「女性部の皆さんにはコロナ禍でも途切れることなく地域のための活動を続けていただいておりたいへん感謝している。介護の現場では毎日たくさんのタオルが必要なので大変ありがたい。ぜひこれからも協力をお願いしたい」と感謝し、同協議会からは感謝状が贈られた。