JA信州うえだ旧秋和店を利用する直売所「おひさま」は9月1日、加工トマトを使ったトマトソース作りの実演を行った。
実演に使った加工トマト「らくゆたか」は、直売所会員で同JAの佐野春子理事が、種から栽培し収穫したもの。出荷した加工トマトの活用方法を紹介し、直売所の活性化につなげることが目的。
この日は、同直売所の会員で栄養士の資格を持つ玉井香織さんが、トマトソース作りの講師となり、直売所横の旧事務所スペースを活用して、実際にトマトソース作りを来店者に披露しながら、加工トマトのPRを行った。
試食をした来店者は「トマトソースがおいしくて感動した。色々な料理に使えそう」「思ったより簡単に出来るので、さっそく買って帰り家でも作ってみたい」と話し好評だった。
直売所を代表する田中真理さんは「加工トマトとしてはまだ新しい品種なので、これをきっかけに大勢の方に知ってもらい、栽培する人が増えると嬉しい」と話した。
加工トマト「らくゆたか」は、長野県中信農業試験場育成の新品種で、果実の大きさは120グラム前後と大きく、多収性で収穫が容易としている。