トルコギキョウ立毛品評会/10圃場で審査

JA上伊那
品質を確認する審査員
品質を確認する審査員

JA上伊那は9月6日、トルコギキョウ立毛品評会を開いた。立毛品評会は栽培技術の平準化や品質向上などを目的に毎年行われている。今年は伊那市を中心とした10圃場を審査した。表彰式は来年3月に行う予定。
この日は県やJA全農長野、同JAの関係者17人が審査を行った。審査員が各圃場を巡回し、現地で栽培管理と生育状況なども含め採点した。
トルコギキョウは同JAの主力品目の一つ。今年は高温傾向だったことで、例年より1週間ほど出荷が早まっている。最盛期は9月中旬を見込む。
同JA営農経済部園芸課織田和洋課長代理は「今年も高温などの異常気象で栽培管理が難しい中、審査圃場の品質は良好だった。今回の結果をもとにさらなる向上を目指してもらいたい」と話した。
同JAではこれから本格化する出荷に向け、生産者の作業効率化や花持ち向上、病害虫対策などの呼びかけを行っている。

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