こども農業体験会でJA広報誌「JAN!JAN!」と「ちゃぐりん」を紹介

JA信州うえだ
空き缶を使って種まきの穴を作る児童(9月3日、上田市下之条)
空き缶を使って種まきの穴を作る児童(9月3日、上田市下之条)

9月3日、長野県上田市農業委員会が主催する「野菜を作ろう!こども農業体験会」でJA信州うえだの組合員向け広報誌「JAN!JAN!」と(一社)家の光協会発行の子ども向け雑誌「ちゃぐりん」が、学習会資料の一部として紹介された。
同体験会は、子どもたちに野菜作り体験を楽しんでもらうことで、農業に対する理解を深めてもらい、将来の農業活動へとつなげることが目的。同市農業委員会の女性農業委員4人が中心になり、はじめての企画として開催された。
この日は、上田市下之条にある上田市南部終末処理場近くに、同農業委員会が準備した圃場で、小学2年生~4年生の児童と保護者合わせて16人が参加し、うえだみどり大根と普通の白い大根、2種類の種まき作業を行った。
参加者は種まき作業の前に、同市南部終末処理施設の会議室で学習会を行い、女性農業委員から野菜作りについて説明を聞き知識を深めた。企画した女性農業委員の一人で若林永子委員から、JA広報誌JAN!JAN!7月号に掲載した「気軽に家庭菜園、ほうさくclub」コーナーの「ダイゴンに挑戦」の記事と子ども向け雑誌「ちゃぐりん」の内容について説明があった。
学習会の後は、参加者全員で近くの圃場に出て、農業委員に作業手順を教わりながら、同広報誌を参考にコーヒーの空き缶を使って畝(うね)に穴を作り、一つの穴に3粒づつ、小さなダイコンの種を丁寧にまいた。
上田市農業委員会の小泉文明事務局長は「農業の高齢化が進む中、若い人たちにもっと農業を楽しんでもらい、興味を持ってもらえたら嬉しい」と話した。
上田市農業委員会では11月に、野菜の収穫体験と焼き芋体験を開催する予定、それまでは農業委員がダイコンの栽培管理を行う。

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