「農のくらし・農の四季」写真選ぶ/JA信州諏訪オリジナルカレンダー

JA信州諏訪
作品を選ぶ審査員
作品を選ぶ審査員

JA信州諏訪は8月12日、諏訪市のJA本所で2023年版オリジナルカレンダー写真選考会を開いた。諏訪地域の写真愛好家ら18人(うち新規応募者1人)から71点の作品が寄せられ、その中から大賞6点、佳作4点、組合長特別賞1点を選出した。
写真のテーマは「残したい・伝えたい、農のくらし・農の四季」とし、同JA管内の農業や農作業を題材としたものを募集。小松八郎組合長ら審査員6人が季節性や地域性を考慮して選考を実施した。
オリジナルカレンダーは、2カ月に1回めくる壁掛け式。大賞は各ページに大きく配置し、めくる度に季節の移り変わりを感じることができる仕様にする。佳作は春夏秋冬の風景として表紙に配置。組合長特別賞は来年度の通常総代会の表紙として使用する。
大賞作品には、ハウス内で出荷を待つ生育順調なカーネーションや、伝統野菜「上野大根」の漬け込み前の天日干し作業を写したものなどが選ばれた。佳作はセルリーの定植作業や、黄金色の田園風景などだった。
小松組合長は「素晴らしい作品を多く応募いただき大変ありがたい。JAらしいカレンダーになる。農のある原風景を感じてほしい」と話した。
入賞者と作品は次の通り。
▽大賞=宮沢和加雄「藁にょうと八ヶ岳」、関和洋「八ヶ岳ブルーに咲き誇る」、金子憲之「早乙女の御田植祭り」、小口照人「出荷待つ彩カーネーション」「方向揃え上野大根干し」、両角哲男「ソバと水田の競演」▽佳作=宮沢和加雄「春の到来」「”苺の日”のイチゴ」、金子憲之「セルリーの植え付け」、両角強「黄金色」▽組合長特別賞=金子憲之「田に映える八ヶ岳」

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