上を向いて明るく頑張りたい JAみなみ信州女性部「七夕プロジェクト」

JAみなみ信州
思いを込めた七夕飾りを作成したJA女性部阿南支部役員ら(左から2番目:林支部長)
思いを込めた七夕飾りを作成したJA女性部阿南支部役員ら(左から2番目:林支部長)

JAみなみ信州女性部は8月1日~5日の期間、3年目となる「七夕プロジェクト」に取り組んだ。JA本所や各支所が、思い思いの願いを込めた短冊や七夕飾りを飾りつけ、組合員や利用者にも見てもらいたいと、各支部ごと工夫を凝らし利用者の目を楽しませた。
同部の「七夕プロジェクト」は3年前、コロナ禍でも集まらずにできる女性部の活動としてスタートした。初年度は各支部から短冊や飾りを集め本所のみの設置だったが、昨年から各支部ごと飾りを作り各地域で一斉の取り組みへと広がった。
同部阿南支部では1日、笹飾りの他に「星に願いを コロナと友に世界平和を」とメッセージを添え「天の川」をイメージした飾りも用意。地域の道行く人にも見てもらえるように同JA阿南支所駐車場に設置した。飾りづくりでは農業資材の残りや昨年の飾りを再利用し、できるだけ費用をかけない工夫もした。また同支所内の笹飾りには大下条保育園の園児らが「大きくなったらウルトラマンになりたい」など将来の夢などが書かれた短冊も飾りつけし、女性部員の書いた短冊には「戦争を止めて」や「笑って食べて手を取り合って話したい」など切実な願いが多く見られた。
同支部の林成子支部長は「コロナや世界で起こっている戦争には怒りにも似た感情もある中、子どもたちの素直で明るい願いに救われる。どんな状況でも上を向いて明るくがんばっていきたい。七夕飾りがそんな象徴になったらうれしい」と笑顔で話した。

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