露地ブドウ出荷開始 100万ケース見込む

JAながの
職員がブドウの検品作業
職員がブドウの検品作業

露地栽培のブドウの出荷が各地区でスタートした。今年度は約100万ケース(1ケース5キロ換算)の出荷を見込んでいる。
8月28日、JAながの須坂共選所では「ナガノパープル」や「巨峰」など約200ケースが地元生産者から持ち込まれ、須高地区全体では各種合わせて750ケース以上が出揃った。
持ち込まれたブドウは、職員らが色や大きさ、房形や粒数などを丁寧に検品。関東や中京、関西方面など全国へ向けて出荷される。
営農技術員は「4・5月の高温や梅雨に降雨量が少なく生育の心配があったが、7・8月にたくさん雨が降り日照量も十分確保でき玉伸びもしてくれた。生産者さんが丹精込めて作ったブドウを多くの方に味わっていただきたい」と話す。
9月中旬からは「シャインマスカット」や「クイーンルージュ®」などが出荷開始となり、出荷は10月末まで続く。
同JA管内の直売所では、ブドウの各品種を手ごろな価格で楽しんでもらえるよう「即売会」を開き、ホームページや広報誌で宣伝している。

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