管内で稲刈り開始/品質・粒数ともに良好

JA上伊那
稲刈りをする従業員
稲刈りをする従業員

伊那市手良の株式会社中坪ノーサンはJA上伊那管内で一番早い8月19日に稲刈りを開始した。同社では早生品種の栽培や4月下旬から6月上旬の間に分けて田植えをすることで収穫時期を分散させている。
同社は高齢化などを理由に耕作できなくなった農地を集め、約32ヘクタールの水田を管理。播種作業から全て自社で行っている。今年は約28ヘクタールで「コシヒカリ」、約4ヘクタールで早生品種「五百川」を栽培している。
8月22日には従業員4人が「五百川」の収穫を行った。今年は梅雨が短かったため水管理には特に気をつけ栽培。暑い日が続いたが生育には影響なく品質・粒数ともに期待ができる。同社では10月中旬ころまで全体の収穫が続く予定。
同社の登内美穂社長は「様々なやり方を取り入れながら、さらに品質の良いものを作っていきたい」と意気込んだ。

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