サンつがる出荷最盛期、早生種順調な仕上がり

JAながの
8月17日、須高フルーツセンター。サンつがるの選果の様子
8月17日、須高フルーツセンター。サンつがるの選果の様子

JAながの管内では8月中旬からリンゴの早生種「サンつがる」の出荷が盛んだ。今年度はJA全体で、18万ケース(1ケース10キロ換算)を計画しており、凍霜害で出荷量が大きく減った前年比の120%で平年並みの出荷を見込んでいる。
サンつがるは無袋栽培をしていることから太陽光を十分に浴び、直接果実に当てて育てているため、甘みと果汁が一段と増し、リンゴ本来の濃厚な味わいが楽しめるのが特徴だ。
8月上旬には各地で出荷目揃え会を開き、生育状況や着色管理、選別基準などを確認した。JAの担当職員は「鮮度が求められる品種であるため、適切な着色状況を見ながら収穫遅れにならないように」と呼びかけた。9月上旬からはシナノドルチェや紅玉など中生種へリレー出荷していく。

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