プルーン適期収穫を再確認

JAグリーン長野
荷造り方法を確認する生産者
荷造り方法を確認する生産者

JAグリーン長野特産果樹部会プルーン専門部は8月10日と12日、8月中下旬から始まる中生・晩生種の「プルーン」目揃会を、長野市篠ノ井、真島、若穂の3会場で開いた。長期間の出荷となり、大きさの異なる様々な品種を扱う中、現状の出荷・販売情勢を確認し、改めて注意点を確認し、「安全でおいしい」プルーン出荷につなげる目的。3センターあわせて専門部員27人が出席した。
若穂果実流通センター会場では、出荷中の「ベルローベン」を見本に、最上級と2番手の着色や硬さの違い、ブルームの乗り具合、詰め方などを目で見て確認。品種によって1パック当たりの玉数が違うため、品種の切り替え時に注意すること、若採りも多いため、着色にとらわれず、弾力も確認しながら、適期収穫を意識するよう要請した。また、大玉品種の荷造り方法に変更があったため、パックの詰め方に変更が生じるため、確認しながら進めるように説明した。生産者は、「収穫のタイミングが難しいが、指導の通りに確認しながら畑を回りたい」と話した。
8月中旬以降、大玉の「グランドプライズ」や「くらしま」、「スタンレイ」などを中心に、品種リレーしながら9月下旬まで出荷が続く。

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