岡谷市にあるJA信州諏訪の直売所「夢マーケット田中線」は8月11日から13日の3日間、盆用の切り花や地元産の野菜を豊富にそろえて恒例の「盆の花市＆売り出し」を開いた。諏訪湖周辺にある「夢マーケット」全4店舗が同時開催。管内A・コープ全4店舗の店内直売所でも11、12日の2日間開催した。
初日は開店と同時に、地域住民を中心に多くの人が来店。店舗入り口前に用意した特設コーナーには、菊やトルコギキョウ、アスターなど多品目の切り花が並んだ。複数の品目を彩りよく1束にまとめたセット品も人気。地元産のトウモロコシやトマト、キュウリ、ナスなどの野菜コーナーも人気を集めた。店内は色とりどりの盆花を両手に抱えた人や、買い物かごいっぱいに野菜を詰め込んだ人で賑わった。
市内在住の女性客は「いろいろな種類の切り花があり、好みのものが選べて嬉しい。野菜もたくさん買えてよかった」と笑顔で話した。
同マーケット職員の山田武さんは「季節の花や旬の野菜をそろえている。これからはリンゴやブドウなどの果物も出始めるので、多くの人に来店してほしい」と話した。