JAをもっと身近に 准組合員が親子で収穫

JAながの
ジャガイモ堀りを楽しむ親子
ジャガイモ堀りを楽しむ親子

JAながのは准組合員を対象に親子で参加できる「農産物収穫体験」を8月6日・7日の2日間で開いた。JAの役割や農業への理解促進と食農教育活動の一環で今年度から初めて計画、20代~40代の子育て世代を中心に参加を募った。また、参加者からJAの利用状況や要望などを問う意識アンケートを実施、集約した内容を今後JA事業に反映させ、より組合員が事業参加しやすい環境整備を図っていく考えだ。
当日は同JAが運営する長野市穂保のアグリながぬま農産物直売所近くの圃場で、両日合わせて42組84人が参加。自分の手より大きなジャガイモを親の手を借りて子供らが一つ一つ素手で掘起した。時より土の中にいる虫を興味深く観察したり、採れたジャガイモを自慢そうに見せ合うなどして楽しんだ。参加した親子は「お芋がたくさん採れて楽しかった。早く食べたい」などと満足そうに話し、配布されたバケツに溢れる程収穫し自宅へ持ち帰った。企画した同JAの吉沢広道企画管理部長は「JAをより身近に感じていいただければと企画した。多くの方々に参加していただき手応えを感じている」と話した。
次回は10月にリンゴの収穫体験を計画しており、既に40組の申し込みがある。今後も親子で体感できるイベントなど随時計画し、年間を通して100組200人の参加を目標としている。

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